ジンを使ったカクテルとは?人気が再熱するジンの魅力をたっぷりお届け!

ジンは、そのドライな風味から、性別や年齢を問わずに広く愛されているお酒です。とくに、ジンを使った定番カクテル「ジントニック」は、最初の一杯に欠かせません。また、ジンはクセが少なくさっぱりしていることから、食事に合わせるカクテルとしても人気を集めています。そこで今回は、ジン誕生の由来や、ジンを使ったカクテルについて詳しくご紹介します。

ジンとは?

ここでは、ジンとはどういったお酒なのか、その誕生の歴史やアルコール度数についてご紹介します。

<3>ジン誕生のきっかけ

そもそもジンは、薬用酒として誕生しました。1660年頃にオランダの医学博士によって、熱病対策用の利尿剤として開発されたといわれています。当初は、利尿剤のあるジュニパー・ベリーという薬草をアルコールに浸して蒸留することで作られていました。次第に、そのさっぱりとした味わいから、薬用酒としてだけでなくお酒としての人気も集めるようになりました。

その後、商人によって世界に広まった後、イギリスで「ジン」と呼ばれるようになります。イギリスでは、時代とともにさらに改良が進められ、最終的には現在のような辛口の洗練されたジンが作られるようになりました。現在、ジンと呼ばれているお酒は、基本的にはイギリスで作られた英国風のドライジンとなっています。

クラフトジンにも注目

最近では、クラフトジンという小規模な蒸留所で作られたジンが人気を集めています。ジン作りは、ジュニパー・ベリーが使用されていれば、どのような薬草を加えてもよいとされています。つまり、それだけ味に幅があり、個性を出しやすいお酒でもあるといえるでしょう。それぞれの地域で愛されている香草や薬草を加えた地域色のあるクラフトジンは、ご当地ジンとして大きな注目を集めています。

アルコール度数について

ジンのアルコール度数は、約40%となっています。しかし、基本的にはカクテルとして飲まれることが多く、カクテル自体のアルコール度数は5%程度になります。ジンを使ったカクテルの中でも定番のジントニックは、男女問わず人気を集めており、最初に頼む一杯としてもオススメです。

ジンを使ったカクテルの魅力

上記でも紹介したとおり、ジンはジュニパー・ベリーで香り付けされている蒸留酒であれば、そのほかにどのような原料を使ってもよいとされています。たとえば、アンジェリカ・レモン・オレンジ・コリアンダー・シナモン・フェンネル・キャラウェイなどがよく使われています。

このように味わいに幅があることから、それぞれの香りや味を楽しめるのがジンを使ったカクテルの魅力です。また、ジンの種類だけでなく、カクテルの種類が多いのも特徴なので、定番のジントニックだけでなくさまざまなカクテルを味わってみてください。

ジンを使った人気カクテル

ここでは、ジンを使った定番の人気カクテルをご紹介します。

ジントニック

ジンを使ったカクテルといえば、やはりジントニックは欠かせません。ジンのドライな爽やかさに、トニックウォーターの甘さと苦味、さらに炭酸の爽快さが加わった定番カクテルです。シンプルなカクテルではありますが、ジンの味わいを一番引き出す飲み方といってもよいでしょう。ジンとトニックウォーターの割合は、基本的には1:3程度が目安とされています。炭酸が抜けないように、やさしく混ぜるのがポイントです。

ジンバック

ジンバックとは、ジンにジンジャーエールとレモンを添えたカクテルです。スパイシーなジンジャーエールとドライな 風味のジンが絶妙なバランスを生み出します。適度な甘さと酸味があるので、とても飲みやすいカクテルといえるでしょう。自宅で作る場合には、ジンとジンジャーエールは1:4の割合で混ぜるのがオススメです。

ジンリッキー

甘いカクテルが苦手という方や、食事に合うようなすっきりとしたカクテルが飲みたいという方にオススメなのが、ジンリッキーです。ジンにソーダとライムを混ぜるだけという、究極にシンプルなカクテルで、食事との相性も抜群です。ジンリッキーは、ジム・リッキーという人が初めて飲んだことからこのように名付けられたといわれています。ライムを、すだちやかぼすに変えて、和風のジンリッキーを味わうのもオススメです。

ジンフィズ

ジンフィズは、シュワシュワとした喉越しが特徴の夏にぴったりなカクテルです。フィズには、泡立つという意味があります。作り方は簡単で、ジンにレモンジュースと砂糖を入れた上で、ソーダを混ぜいれたら完成です。ジンがもつハーブや香草の香りをしっかりと楽しみたいという方にオススメです。また、甘さが気になる方は、砂糖抜きにしてもよいでしょう。とくに、魚料理とぴったり合うカクテルです。

まとめ

今回は、ジンの歴史や、ジンを使ったカクテルについて詳しくご紹介しました。ジンの魅力は、なんといってもその味わいや飲み方に幅がある点があげられます。クラフトジンなどにも注目しながら、さまざまなカクテルでその味わいを楽しんでみてください。

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