さまざまな材料を入れてバリエーション豊富!クリームリゾットの作り方を解説

「ご飯が余ってしまった、でもそのまま電子レンジでチンして食べるだけでは味気ない」このように思っていませんか?その場合にオススメなのが、クリームリゾットです。いろいろな具材と一緒に食べられますから、これ一品だけでも結構満足できます。

しかも15~20分程度で作れてしまうので、手が込んでいるように見えて、実は手軽に作れるのもオススメの理由です。この記事では、クリームリゾットの作り方について詳しくご紹介していきましょう。

リゾットはイタリアンの定番

リゾットは、日本ではそこまでなじみはないかもしれません。しかし、イタリアンのレストランでは必ずといっていいほど見かけるメニューではないでしょうか?イタリアではどのレストランのメニューでも登場してくるほど、定番の一品とされています。

バリエーションが豊富

リゾットは、米を油で炒めます。そこに少しずつスープを加えることで煮込んでいく料理です。ですから日本でいうところの雑炊に近いメニューといえるかもしれません。日本ではご飯を使いますが、リゾットの場合、生米を使用するのが一般的です。本場では生米なのですが、手作りであれば、冷やご飯を使って作ってもいいでしょう。

リゾットは、酸味の利いたトマトベースから、今回紹介する濃厚でまろやかなクリームリゾットまでいろいろな種類があります。イカ墨のリゾットなどを出しているお店もあります。クリームリゾットだけでも、いろいろな具材を入れて作れるのも魅力です。トマトや玉ねぎ、キノコなど野菜を入れることで、ヘルシーなクリームリゾットを作ってもいいでしょうし、明太子や鮭、たらこのリゾットも結構人気レシピです。

ひき肉やベーコン、ローストチキンなどお肉を入れることで、ボリューミーなクリームリゾットにすることも可能です。このように、クリームリゾットだけでも中に入れる食材を変えることで、いろいろなパターンのメニューに変化します。

おかゆとの違い

日本だとご飯に水を加えて煮込んだ料理というと、おかゆをイメージする人もいるかもしれません。リゾットとの違いですが調理方法にあります。おかゆの場合、ご飯にあらかじめたっぷり水を入れて加熱してじっくり炊き上げていきます。一方リゾットの場合、スープを徐々に入れながら加熱していくのが違いです。ですからおかゆと比較して、リゾットのほうが短時間で仕上げられます。

食感にも違いが見られます。病気のときに食べられることの多いおかゆの場合、ご飯が柔らかくなるまで消化に負担のかからないくらいに煮込みます。一方リゾットの場合、そこまで煮込むことはありません。少し歯ごたえが残っているくらいが目安だと思ってください。

自宅でも簡単に作れるクリームリゾットの基本的な作り方

クリームリゾットは、自宅で調理することも可能です。ここでは、基本的なクリームリゾットの作り方について解説します。ここからいろいろな材料を入れて、自分オリジナルのレシピを編み出してみるのもいいでしょう。

生米が基本

本場イタリアでは、生米を使ってリゾットを作るのが基本です。本場のやり方に沿って作る場合、まずみじん切りにした玉ねぎを、オリーブオイルで炒めます。そこに生米を加えていきます。目安としては、生米が若干透き通ってくるまで炒めましょう。これくらいの時間をかけて熱を加えると、玉ねぎの香りが米にしっかり移ります。

アルデンテが目安

ここに白ワインを加えていきます。アルコールを飛ばすためです。さらにブイヨンやチキンスープを半量加えて、そのまま煮詰めていきます。水分が沸騰して少し減ってきたところで、残り分のスープを数回にわけて入れていきます。中火で煮ていきます。

15分くらい経過したところで、お米を食べてみましょう。パスタでいうところのアルデンテ、ちょっと芯があるかなくらいのところで火を止めましょう。へらで救ったときに、ぼてっと塊になって落ちてくるくらいになったら食べごろです。

クリームリゾットに肉や魚、野菜などを加えることで、オリジナルレシピを作り出すことも可能です。その場合には、リゾットとは別にバターを入れて炒めておきます。そしてリゾットの出来上がったところで、混ぜ合わせましょう。

まとめ

クリームリゾットは、イタリアでは定番のメニューとしてなじみ深いものです。本場イタリアでは、生米を使って作ります。しかし日本であれば、冷やご飯を使って調理するレシピもいろいろと紹介されています。基本的にスープを徐々に加えることで作っていくだけですから、それほどハードルも高くないでしょう。ご飯が余ってしまったときに、クリームリゾットに挑戦してみるのはいかがでしょうか?

千駄ヶ谷にある「ダイニングキッチンLegame」でも、リゾットをはじめとして、イタリア料理を各種取りそろえています。日本人の舌に合うようなワインも取りそろえているので、一緒に食すのもいいでしょう。ワインというと、高価ではないかと思う人もいるでしょうが、リーズナブルな銘柄がメインなので、気軽に注文していただけます。おいしいリゾットを食べたい方は、ぜひ一度お気軽にお越しくださいませ。